「恋愛依存症」と聞くと、女性のイメージが強いかもしれませんが、実は男性にも同じ症状に悩まされている人は多いものです。
恋愛を始めると、なぜか私生活が上手くいかなくなる、彼女との関係が悪くなるという男性はその可能性が高いでしょう。
楽しいはずの恋愛に振り回されているばかりでは、恋愛をするのが億劫になってしまいますよね。
この記事のもくじ
男の恋愛依存症とは
恋愛依存症になりやすいのは女性と言われがちですが、最近は男性でもその状態に陥ると言われるようになりました。
恋愛にすっかり取り憑かれてしまい、お付き合いしている相手や、お付き合いしていること自体に執着してしまう状態になっていたら要注意です。
男性が恋愛依存症になると、どんな症状がでるのか詳しくみていきましょう。
恋愛にとりつかれた状態
恋愛依存症とは恋愛にどっぷりつかって、取りつかれた心理状態のことです。
自分の彼女やお付き合いしていること自体に執着し、気付けば彼女中心の生活になってしまい、他のことが全ておろそかになってしまう人も多いです。
また、少し彼女と連絡が取れなくなるだけで不安になったり、彼女がいつ・どこで・何をしているのかなど、スケジュールを把握したがり、束縛が強くなったりします。
回避依存型が多い
回避依存型の男性は恋愛依存症に陥りやすい傾向にあります。
回避依存とは人と人の間にとても高い壁を作り、相手との境界線をしっかり引いてしまう状態のことです。
恋愛依存症になりやすい男性は「相手に捨てられたくない」という気持ちが強すぎて「深入りしすぎてしまうと相手に飽きられてしまうのではないか」と考え、恋愛の終わりを回避してしまいます。
そのため、必要以上に彼女との間に距離をとったり相手を突き放すような行動をとってしまうのです。
また、回避依存型の男性は共存症の女性とカップルになる確率が高く、お互いの利害関係が一致するため、その状態から抜け出せなくなることが多い傾向にあります。
恋愛依存症になりやすい男の特徴
恋愛に依存している状態がどんな状態なのか、自分で判断するのはなかなか難しいものですよね。
実は恋愛依存症になりやすい人にはいくつかの特徴があります。
自分にその傾向があるかどうか、チェックしてみてくださいね。
「自分では判断できない」という人は、友達や彼女に聞いてみるのも良いでしょう。
ここからは、恋愛依存症になりやすい男の特徴を紹介します。
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承認欲求が強い
自分のことを認められたいという「承認欲求」が強いタイプの人は、恋愛依存症に陥る可能性が高いです。
承認欲求が強い人は愛されたい願望も強いため、恋愛を始めると相手からの愛情を強く求めます。
また、自分のことを認めてもらいたい気持ちから、彼女の中に自分の存在意義があるかどうかまで確かめてしまうのです。
心配性というレベルを越えて「俺のこと好き?」と彼女に何度も聞いてしまう人は、承認欲求が強い傾向にあるので注意しましょう。
自己中心的
恋愛依存症になる男性に多いのが自己中心的な性格の人です。
自己中心的な人は、自分の価値観を相手に押し付けてしまう傾向にあります。
趣味や食事を自分と同じものにするように要求したり、着る洋服まで自分の好みを押し付けたりしている人は自己中心的な性格と言えるでしょう。
自分の要求が通らないだけで不機嫌になったり、相手を責めたりしてしまう人は自己中心的になっている可能性があります。
嫉妬心が強い
嫉妬心が強い人も恋愛依存症になりやすいです。
彼女が自分以外の人と過ごした話をするだけで怒ってしまったり、少しでも連絡が取れなくなるだけで不安になったりする人は嫉妬心が強いと言えるでしょう。
大好きな彼女とはできるだけ長く一緒にいたいと思うのは普通のことですが、時には別行動を取ることもありますよね。
度が過ぎると相手に嫌われてしまうので、時には嫉妬心をグッと抑えるようにしましょう。
感情の浮き沈みが激しい
気分のアップダウンが激しい人も恋愛依存に陥りやすい傾向にあります。
女性の場合「ヒステリー」と言われるように、急に不機嫌になったり、ある一言で一気にテンションが上がったりする男性は意外と多いものです。
感情の浮き沈みが激しい男性は、気持ちが落ち込んでる時に女性から優しい言葉をかけられるだけで「好意」と思い込んでしまうことがあります。
急に元気になったり、彼女が別の用事で会えないということが判明しただけで、怒りを爆発させたりする場合があるでしょう。
あまりにアップダウンが激しい場合は精神疾患の可能性があるので、病院に行くことをおすすめします。
恋愛依存症になる原因
せっかくお付き合いするなら、恋愛に振り回されず楽しいお付き合いをしたいですよね。
しかし、無意識に恋愛依存症になってしまい悩んでいる男性は珍しくありません。
実は恋愛依存症になってしまう人には、いくつかの共通した原因があることが多いのです。
まずは自分がどうして恋愛に執着してしまうのか、その原因を知りましょう。
親に愛された記憶がない
親に愛された記憶がないことは、恋愛依存の原因の1つになります。
人は子供時代に親から受ける愛情から、人との信頼関係の作り方や愛し方を学ぶものです。
子供時代に十分な愛情をもらえたかった人は、大人になっても常に愛を知らない状態、つまり愛情に飢えた状態になってしまうため、知らず知らずのうちに恋愛でその穴を埋めようします。
親が過保護すぎた
過保護すぎる親の教育の下で育った人も恋愛依存症になりやすいです。
親が過保護だと「やってもらうのが当たり前」「愛されるのが当たり前」になってしまい、「どんな自分でも愛してもらえる」と思うようになります。
そのため、自己中心的な性格になってしまい、相手に自分の価値観を押し付けて「何をするのも自分と同じ」であることを要求する恋愛依存になりやすいのです。
他人の顔色を気にしてしまう
恋愛に限らず、普段から他人の顔色を気にしてしまう性格も恋愛依存の原因になります。
常に人の顔色を気にして、自分の意見を言えなかったり、空気ばかり読んで遠慮している人は、相手に尽くしてしまう傾向にあり、結果、恋愛にハマってしまう可能性が高いのです。
相手の機嫌ばかりとっていると、気付けば恋愛に振り回されて自分のことは何もできない、という状態になってしまうので注意しましょう。
裏切られた経験がある
恋愛依存症になりやすい人で多いのが、過去に、恋人や友達など一度心を許した人から裏切られた経験がある人です。
絶対的に信頼していた人から裏切られるという経験は、大きな心の傷を残すものですよね。
そういう経験をした人は「もうこんな辛い思いをしたいくない」という気持ちから相手との距離を取るようになり回避依存症になってしまいます。
逆に、もう二度と相手から裏切られたくないと思いすぎて、相手に尽くしすぎてしまったりします。
恋愛依存症を克服する方法
できれば、恋愛依存症を克服して楽しい恋愛をしたいですよね。
依存症を抜け出したいと思って頑張ってみても、気付けばまた恋愛に振り回されている、という男性は意外と多いものです。
克服するのは簡単なことではありませんが、依存していることを自覚できただけでも実は大きな進歩。
依存を克服するにはいくつかの方法があるので、自分にできそうなところからはじめてみましょう。
ここからは、恋愛依存症の克服方法を紹介します。
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自分の状態を知る
まずは自分の状態をしっかり把握するところからはじめましょう。
自分は恋愛をするとどんな状態になるのか、相手を束縛していないか、相手に尽くしすぎていないかなどを客観的にみるのがおすすめです。
自分の状態を自分で判断するのはなかなか難しいものです。
中には自分が恋愛依存症であることを認められない人も珍しくありません。
判断が難しい時は、友達や家族に自分のことを聞いてみるのもおすすめですよ。
仕事に没頭する
恋愛依存症を克服するためには、仕事に没頭するのもおすすめです。
恋愛に夢中になってしまうのは、それだけ時間に余裕がある証拠でもあります。
仕事はもちろんのこと、夢中になれる趣味を見つけるなどして、スケジュールを忙しくすれば、恋愛について考える時間が少なくなり、必然的に恋愛依存から抜け出すことができますよ。
また、恋愛と距離を置くことで、自分のことを客観的に見つめ直すきっかけにもなったり、恋愛以外のことを頑張ることで仕事や趣味などのスキルアップや自分自身の自信につながるのも嬉しいポイントです。
健全な恋愛を知る
健全な恋愛を知ることで恋愛依存症を抜け出せる人も多いです。
恋愛依存症の男性は、同じタイプの女性と恋愛関係になることが多いため、お互いに束縛してしまったり、「もっと愛されたい」「自分だけが尽くしている」などお互いに不満が付き纏う恋愛ばかりをする傾向にあります。
お互いが幸せになれる恋愛ができる相手を恋人にして、健全な恋愛をすることで、自然と恋愛依存から抜け出すことができるでしょう。
「いつも同じタイプの女子とばかり出会ってしまう」という人は、婚活パーティーに参加するなどして、新しい出会いを求めてみるのもおすすめですよ。
トラウマを解消する
過去のトラウマから恋愛依存になってしまう人は、トラウマを解決しましょう。
親や恋人、友達などトラウマの原因は色々ありますが、原因となった人との関係性をよくしようとしても、なかなか難しいものです。
トラウマとなった対象への執着心を捨てて、自己肯定感を高めることでトラウマは解消することができます。
また、トラウマとなった出来事を誰かに話して聞いてもらうだけでも心がスッキリするものですよ。
大切なのは問題を解決することではなく、自分の心を癒すことだということを忘れないでください。
一人で解決するのが難しい場合は、専門家に相談してみましょう。
恋愛依存症は男にも意外と多い!自分自身をもっと大切にして新たな幸せを見つけよう
女性が陥るイメージの多い「恋愛依存症」ですが、男性で悩んでいる人も意外と多いものです。
恋愛が始まると、相手を束縛してしまったり、自分の価値観を押し付けてしまいがちな人は依存症の可能性があります。
承認欲求が強い人や自己中心的な人に多く、育った家庭環境や過去に誰かに裏切られた経験などが原因になるようです。
依存症を克服するためには、恋愛以外のことに没頭したり、健全な恋愛を経験するのがおすすめですよ。
恋愛依存症を克服して、健全な恋愛を楽しみましょう。
この記事のまとめ
- 恋愛が始まると、恋愛に振り回されてしまう人は恋愛依存症の可能性が高い
- 承認欲求が強い人や、気分の浮き沈みが激しい人は恋愛依存症になりやすい傾向にある
- 恋愛依存症になる原因には、親に愛された記憶がなく愛に飢えていることや、過去に信頼していた人に裏切られた経験などがある
- 依存症を克服するためには、仕事に没頭するなどして恋愛以外のスケジュールを充実させたり、過去のトラウマを解決するのがおすすめ