不倫をしたことでうつ病になるケースは少なくありません。
既婚者との恋愛は普通の恋愛とは違い、ストレスやリスクを背負うことになります。
健康な心が不倫によって傷つき追い詰められることで、うつ病を発症してしまうのです。
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この記事のもくじ
不倫でうつ病になる原因
不倫とうつ病は一見関係が無いように感じられますが、実はうつ病になるリスクがたくさん隠れているのです。
まずは不倫でうつ病になる原因を紹介します。
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家族から責められる
不倫が家族にバレてしまった場合、不倫を責められたり、精神的に追い詰められたりしたことがきっかけで、うつ病になるケースがあります。
毎日のように顔を合わせる家族から責められるというのは、精神的に大きなダメージを受けることになります。
不倫は悪い事だと分かっているからこそ言い返すこともできず、我慢して受け止めていうるちに辛い状況へ陥ってしまうのです。
パートナーや子供への罪悪感
パートナーや子供への罪悪感から、うつ病になってしまうこともあります。
たとえ不倫の事実が夫や妻にバレていなかったとしても、裏切ってしまったという後悔や自責の念から、うつ症状が出てきてしまうのです。
不倫をした後に家族の大切さを改めて実感し、取り返しのつかないことをしてしまったと罪悪感を強く抱いてしまったケースです。
不倫相手からの脅し
不倫相手からの脅しによってうつ病になる可能性もあります。
自分が不倫を終わらせようとしても、相手に同意してもらえなければ関係をきれいに終わらせることができません。
周りに相談することもできず、自分ひとりで対処しなければいけないプレッシャーから、うつ病を発症してしまうのです。
脅しは犯罪なので、うつ病にはならずとも、脅しなどで不安に感じている場合は、弁護士に相談しましょう。
初回は電話などで無料相談できる法律事務所がほとんどなので、専門家の力を借りることが大切です。
不倫相手が本気で好きだった
不倫という関係で付き合っている以上、「本気になってはいけない」というのが暗黙のルールではないでしょうか。
しかし、不倫相手を本気で好きになってしまい、叶うことがないというジレンマから不倫うつになるケースもあります。
配偶者がいると分かっていながら、相手に惹かれてしまうのは非常に辛い状況ですね。
多額の慰謝料を請求される
相手の配偶者に不倫がバレた場合、多額の慰謝料を請求される可能性があります。
金銭トラブルから、うつ病になることもあるでしょう。
お金の問題が絡むと、どうしても精神的な負担は大きくなってしまいます。
不倫相手との関係も切れてしまう上に、多額の慰謝料を請求されてしまい、精神的に落ち込んでうつ状態に陥るケースも多いようです。
不倫でうつになりやすい人の特徴
不倫している人の中には、うつにならない人もたくさんいます。
不倫によってうつになりやすい人とならない人の間には、どのような違いがあるのでしょうか。
次では、不倫でうつになりやすい人の特徴を紹介します。
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真面目な人
真面目で思いつめやすい人は、うつ病になりやすい傾向があります。
真面目で責任感の強い人が不倫をすると、自分はダメな事をしているという自責の念に駆られてしまい、自分自身を過剰に責めてしまいます。
不倫から抜け出したいという気持ちはあるものの、不倫相手への愛情もあるためジレンマに陥り、うつになってしまうケースもあります。
不倫について考えたり、自分を責めることをやめられないため、結果として精神的に深いダメージを負ってしまうのです。
理想が高い人
理想が高い人は完璧主義であることが多く、うつになりやすい傾向があります。
物事に対して完璧や正解を追求するのと同じように、不倫のような「間違った」恋愛では、不倫をする自分を責めてしまうのです。
理想とは程遠く完璧でない自分の恋愛に対してストレスを感じ、苦しんでしまいます。
趣味や夢中になれることがない人
趣味や夢中になれることがなく恋愛にのめり込みやすい人も、不倫でうつになる傾向が強いでしょう。
恋人に依存してしまうと、相手に幸せにしてもらおうという考えが強くなり、自分ひとりでは幸せになれないと思い込んでしまうのです。
夢中になるものや趣味がなければ、常に不倫相手の事を考えてしまい心が疲れてしまいます。
一人で抱え込んでしまう人
一人で考え込んでしまう人は思考が悪い方向へと向きやすく、実際には起きていない事で悩んだり不安になったりする傾向があります。
不倫相手から連絡がこないだけで「嫌われたかもしれない」と悩んでしまったり、目が合わないだけで「自分には興味がない」などと思い込み、ネガティブな感情から抜け出せなくなってしまうのです。
他人に相談したりいろいろな人の意見を参考にしたりして柔軟な考え方ができる人は、自分の意図しない事が起こったとしても、相手の立場に立って物事を考えることができます。
しかし、一人で抱え込んでしまう人は物事を客観的に考えられる機会が少なく、ネガティブな考えに陥りやすいため、うつになりやすくなるのです。
不倫でのうつ症状
不倫は時として精神面に大きな影響を与えます。
不倫によるうつ症状では、どのようなことが起こるのでしょうか。
ここでは、不倫でのうつ症状について紹介します。
感情の浮き沈みが激しい
不倫うつによって、感情の浮き沈みが激しくなるという症状があります。
さっきまで明るく笑顔で話していたかと思うといきなり落ち込んで暗い表情になるなど、感情の変化が激しいのが特徴です。
楽しい時間を過ごしていても、ふとした瞬間に悩みを思い出して暗い気分になってしまうのでしょう。
注意力が散漫になる
うつを患っているときには、寝つきが悪い・眠りが浅いなどの睡眠障害が併発している場合もあります。
睡眠が十分に取れなければ、頭を休ませることができないため、日中に注意力が散漫になってしまいます。
普段であれば起こさないような小さなミスが続いたり、トラブルを引き起こしてしまうこともあるでしょう。
決断力が低下する
うつ病のときには、決断力が低下するという症状が出ることがあります。
不安定な精神状態であるため、判断能力が低下し、決断するまでに長い時間がかかったり、自分の決断に自信が持てずに悩んでしまう傾向が強くなります。
食欲がなくなる
うつ病の症状には、食欲がなくなるというものもあります。
うつ病によって味覚の変化が起こったり、ひどい場合には味覚障害を招くケースもあるほどです。
いずれも食欲不振につながるため、あまりに食欲がなくなってきたという場合には注意が必要です。
何をしても楽しくない
何をしても楽しくないというのは、典型的なうつ病の症状のひとつです。
何をしていても鬱々とした気持ちが晴れることはなく、楽しいという感情が薄れていってしまうのです。
打ち込んでいた趣味やいつも楽しみにしていたテレビ番組など、好きだったはずのものにぱったり興味がなくなった場合は注意した方がいいでしょう。
不倫でうつ病になった時の対処法
やる気や食欲がなくなるなど、日常生活に大きく影響するうつ症状。
不倫でうつ病になった時、どのように対処すればいいのでしょうか。
最後に、不倫でうつ病になった時の対処法を紹介します。
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不倫相手以外の人と会う
不倫でうつ病になった場合は、まずは不倫相手から離れて、距離を置くことが大切です。
不倫相手以外の人と会って視野を広げましょう。
不倫相手と会えない間、一人きりでいると物事を悪い方向に考えてしまい、さらに気分が落ち込むことがあります。
そのような時はなるべく一人で過ごさず、家族や友人と過ごす時間を増やし、不倫相手のことを考えないようにしましょう。
規則正しい生活を送る
不倫でうつになってしまったときは、早寝早起きをして規則正しい生活を送ることを意識しましょう。
人間の体は太陽の光を浴びると「幸せホルモン」とも呼ばれる「セロトニン」の分泌が盛んになります。
セロトニンは、質の高い睡眠に欠かすことができない「メラトニン」というホルモンの元になります。
体内時計に合わせた規則正しい生活をすることで、メラトニンの生成が促され、うつ病による睡眠不足を改善することができますよ。
運動やストレッチで体をほぐす
うつ病で心が沈んでいるときは、運動やストレッチで体をほぐすことを意識しましょう。
体を動かさない状態が続くと、さらに不健康な心理状態に陥ってしまいます。
軽い運動やヨガなどで体をほぐすと、気持ちも軽やかになるでしょう。
体を動かすと、全身の血液循環が活発になって頭がすっきりとし、気分転換にもなるのでおすすめです。
紙に書き出してみる
不倫で気持ちが落ち込んだ時には、紙に自分の気持ちを書き出してみましょう。
自分ひとりで悩みや考えを溜め込まずに紙に書き出してしまえば、気持ちを整理することもでき、自分の考えを客観的に見られるようになりますよ。
趣味や仕事に没頭する
不倫でうつ病になった時は、趣味や仕事に没頭してみましょう。
恋愛以外のものに没頭することで、いつもと違う自分を発見したり、充実した時間を過ごすことができます。
資格の勉強や新しい趣味など、自分が成長できるものに時間を使えば、自信にもつながりますし、没頭している時間は不倫相手の事を考える暇なんてないはずですよ。
両親に会いに行く
不倫で心が傷ついている時は、両親に会いに行ってみましょう。
不倫の事を言わなくても、両親と同じ時間を過ごすだけで、心が満たされるはずです。
無条件に自分を愛してくれる存在がいるというだけで、ストレスを感じていた心が軽くなりますよ。
精神科に行く
気持ちの浮き沈みが激しかったり無気力になったりと、うつ病の症状が二週間程度続いている場合は、精神科に相談しましょう。
痛みや痒みといった身体的な症状だけでなく、心の苦しみや、やる気のなさといった心の症状についても、人間の自然治癒力は2週間といわれています。
2週間を過ぎても症状が緩和されない場合は、専門医のカウンセリングを受けてみましょう。
真面目な人は特に不倫うつに陥りやすい!友達や両親と会ったり、他に没頭できる趣味を見つけて気分転換しよう
不倫うつは、真面目で思いつめやすい人ほどなりやすいといえます。
気持ちの浮き沈みが激しかったり、注意力や判断力の低下が気になったりと、うつ病の兆候が出始めたら気を付けましょう。
友達や両親と会う機会を作ったり、恋愛以外に没頭できる趣味を見つけたりすると、気分転換になっていいですよ。
相手に依存することなく、自分自身を幸せにできるように考えることが大切です。
どうしてもうつ病の症状が改善しない、2週間程度続いているという場合は、専門家に相談してみてくださいね。
この記事のまとめ
- 真面目で思いつめやすい人が、不倫でうつ病になりやすい
- 家族からの叱責、パートナーや子供への罪悪感から不倫うつになる
- 不倫うつの対処法には、家族や友人と会うことや、趣味や仕事に没頭する時間を作ることなどがある
- 規則正しい生活をしつつ、適度に運動することで、うつ症状は改善できる
- うつ病の症状が2週間くらい続く場合は、専門医に相談しよう