同棲を考えているカップルにとって、どのくらい生活費がかかるのかは気になるポイントですよね。
この記事では、同棲カップルの生活費の平均とその内訳について紹介します。
この記事のもくじ
同棲すると生活費は安くなる?
大好きな人とずっと一緒にいれる同棲は幸せな反面、不安に感じることも色々ありますよね。
経済面で節約になるという観点から2人で一緒に住むことを決める人もいますが、どのくらい生活費が安くなるのか気になるという人も多いでしょう。
ここでは同棲することでどのくらい生活費が安くなるのか、カップルで暮らすことで節約できる項目について紹介します。
食費が安くなる
同棲することで食費が安く済むというカップルは多いです。
一人暮らしだとついついお弁当や外食など出来合いのもので済ましがちですが、2人で暮らすことで自炊に挑戦する人も多いでしょう。
また、デートでは必ず外食をしていたというカップルも一緒に暮らすことで、自宅で食事する機会が自然と増えるのです。
また、1人分を作ると食材が余ってしまうことも多いですが、二人暮らしをすることで食費を無駄なく消費できるようになった結果、生活費の節約になっているというカップルは多いです。
生活費が抑えられる
同棲すると毎月必ず発生する生活費を折半することができるので、一人暮らしの時より固定費を節約することができます。
ネット代金や水道光熱費などの固定費は節約しようと思っても難しいですが、生活費を折半することで、1人あたりの負担をグッと減らすことができるのです。
また、ティッシュペーパーやシャンプーなどの消耗品も2人で折半することで、少額であっても年間を通すと結構な節約になっていますよ。
おうちデートで節約できる
同棲するとおうちデートの機会が自然と増えるので、デート代の節約になるというカップルも多いです。
特に遠距離カップルの場合は、交通費の負担がかなり大きいはず。
一緒に住むことで、その分デートや生活費に回すことができますよ。
また、同棲するとお互いのお財布事情も把握しやすいので、経済的に無理のない範囲でデートを楽しむようになるでしょう。
初期費用がかかるので注意
同棲は節約できることも多いですが、二人暮しを始めるには初期費用がかかるので、計画的に貯金をしておくことが大切です。
特に家賃は生活費の中でも大部分を占めるので、物件を決める前にしっかりと情報を集めておきましょう。
また、同棲に合わせて家具家電を買い揃えたいと思っているなら、賃貸物件を借りる際の費用以外にもお金がかかります。
事前に2人で何が必要なのか、いくらくらいの商品を選ぶのか話し合っておきましょう。
同棲カップルの生活費の平均と内訳
同棲が決まったら、二人暮らしをしているカップルの、生活費の平均も気になるポイントですよね。
それぞれの項目ごとに平均してどのくらいかかるのかを確認しておくことで、目安にしたり節約目標にもすることができますよ。
また、学生や社会人、職業や年代によっても収入が異なってくるので、その分生活に掛けられる金額が変わってきます。
ここでは、同棲カップルの生活費の平均と内訳を紹介するので、参考にしてみて下さいね。
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生活費平均とその内訳
まずは、生活費の平均とその内訳について解説します。
毎月必ず発生する費用なので、平均額を目安に節約や見直しを図ると良いでしょう。
ちょっとした工夫で金額を抑えることができる固定費もあるので、平均より高めの場合は契約形態などもチェックしてみてくださいね。
結婚を前提に同棲している人は、未来の夫婦生活にも活かせるので楽しみながら2人でやりくりするのがおすすめです。
水道光熱費
同棲した際の水道光熱費の平均は、およそ2万円前後となっています。
内訳としては、電気代が約1万円、水道代とガス代が各5千円前後と考えておくと良いでしょう。
また電気代とガス代は夏と冬に金額が大きくなる傾向にあるので、5千円程多く見積もっておくと慌てないですみますよ。
食費
同棲カップルの食費の平均は3〜5万円程度で、家賃の次に大きな割合を占めている生活費です。
また食費に関しては外食や自炊の頻度でも大きく変動するので、外食が多いとプラス2〜3万円となる場合も。
しかし変動が大きい分、節約しやすい項目でもあるので、生活費を抑えたい時は自炊を増やすと良いですよ。
スマホ・ネット料金
同棲カップルの携帯電話2台とネット料金の合計は平均すると1.8万円前後となっています。
大手キャリアの携帯電話を使用している場合は1台につき1万円程度かかるので、生活費を節約するなら格安キャリアを検討するのも1つの方法ですよ。
生活消耗品費
同棲カップルの衣類や洗剤やトイレットペーパーなどの生活消耗品の金額は、平均で毎月2〜3万円程度となっています。
洗剤やトイレットペーパーなどは、ブランドにこだわらなければ安く抑えることも可能です。
生活費の中でも節約しにくい項目ですが、コツコツと出費を抑えることで年間にするとけっこうなが金額になりますよ。
娯楽・交際費
同棲カップルの娯楽・交際費は合計すると約4〜5万円となっており、1人あたり2万円くらいを目安にしましょう。
会社の飲み会や趣味などに使うお金を節約しすぎてしまうと、ストレスになる場合があります。
毎月の上限金額を決めておくなど、無理なく生活費の使いすぎを防ぐようにしましょう。
交通費
同棲カップルの交際費の平均は電車や自転車の場合は4千円程度、自家用車の場合はガソリン代と維持費でプラス2万円程度でしょう。
通勤時にかかる交際費は、会社から手当がでることがほとんどなので含んでいません。
節約が難しい生活費なので、交通費として予め支出に計上しておくと慌てずにすみますよ。
年代別の生活費平均
生活費は年代によっても変動するので、同棲する際の生活費を考える時は自分の年代の平均も確認しておきましょう。
年代が高くなるほど平均収入も増えるので、それに比例して生活費の金額も上がっていく傾向にあります。
生活費にあまりお金を掛けることができない内は、食費や家賃など支出の中でも金額が多いものを見直すと良いですよ。
10代
10代の同棲カップルの生活費の合計はおよそ22万円前後となっています。
1人あたり10万円程度なので、社会人であれば生活費に圧迫されず余裕をもって生活することができるかもしれません。
しかし、学生カップルには少し負担が大きいかもしれないので、家賃が安い家を選んだり、食費を極力抑えたりと無駄遣いを防ぐための工夫が必要です。
20代
20代の同棲カップルの生活費平均は、およそ27万円。
10代のカップルと比べると、金額が大幅にアップしていることが分かります。
どちらかがが社会人として働いているというケースがほとんどなので、比較的余裕を持って生活することが出来るでしょう。
年齢的に結婚を見据えて同棲する、というカップルも多いです。
しかし、2人で生活することになれておらず、将来のための貯金にまで頭が回らない人も多いです。
30代
30代の同棲カップルの生活費平均は、およそ30万円前後となっています。
高校や大学卒業と共に働いている人はそれなりの勤務年数となっており、役職手当や昇給しているという人も多いでしょう。
また、すでに婚約中のカップルも多く、将来を見据えた貯金や引っ越しを検討している場合もあります。
さらに、会社の付き合いでの飲み会が増えたりと全体的に生活費は10代20代の頃と比べると増加する傾向にあるのです。
同棲で生活費を分担する方法
同棲する前にしっかりと話し合っておきたいのが生活費の負担割合です。
なんとなくで決めているとトラブルに発展する可能性もあるため、お互いが納得するまで時間を掛けて話し合いましょう。
ここでは、同棲する際に生活費をどのように分担すれば良いのか、おすすめの分担方法やルールについて紹介します。
また、お金の話以外にもトラブルに発展しやすい家事分担についても合わせて相談しておきましょう。
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項目別で担当を決める
1つめの分担方法は食費や水道光熱費などの項目別にどちらが負担するかを決めるやり方です。
例えば水道光熱費と家賃、通信費は男性負担、生活消耗品や食費は女性が負担するなど金額割合を考慮しながら生活費を振り分けていきましょう。
特に女性が家事を担当するという同棲カップルは多いので、自分のお財布で食事や生活消耗品を管理できるので楽ですよ。
ただし、食費については外食の頻度によっても金額の変動が大きいので、外食した場合についても決めておくと良いでしょう。
生活費合計から割合を計算する
お互いが正社員として働いているという場合には、生活費合計額をキッチリと半分ずつ負担するという同棲カップルは多いです。
また、彼氏の方が収入が多いなど収入に差がある場合には、それぞれどのくらいの割合で負担するかを決めておくと管理がしやすくなります。
ただし、どちらか一方の負担が大きくなると同棲生活の継続も難しくなってくるので、よく話し合っておくことが大切です。
共通の財布で管理する
家計簿をつけるのが面倒な人や、貯金もしていきたい同棲カップルにおすすめなのが、共通の財布で生活費を管理するという方法です。
毎月発生する生活費を元に、共通の財布に入れる金額を決めましょう。
必要生活費より少し多めの金額を設定しておくと、無理して切り詰めたりする心配がないのでおすすめです。
余ったお金は貯金に回したり来月に繰り越すことで、2人で楽しみながら節約や貯金ができますよ。
同棲向け生活費の節約方法
結婚を前提に同棲するのであれば、将来のために貯金についても意識しましょう。
一人暮らしよりも生活費を抑えることができ、貯金がしやすい環境ですが、2人で節約に励めばより効率的に貯金することができますよ。
ただし、あまりにも切り詰めてしまうとストレスが溜まってしまうので、無理のない節約方法を選ぶことが大切です。
最後に、同棲カップル向けの生活費の節約方法について紹介します。
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家賃を節約
生活費の中で最も大きな割合をしめているのが家賃なので、まず家賃が適正かどうかを見直しましょう。
一般的に家賃は収入の3分の1程度が適正とされているので、収入と家賃のバランスが見合ったものなのか確認することが大切です。
ただし、引っ越しとなると敷金・礼金などの初期費用が発生するので、同棲する前に自分達に見合った住まいを見つけることが理想と言えます。
通信費の見直し
通信費の見直しによって、節約できることもあります。
実は、必要以上に通信費を支払っている同棲カップルも少なくないのです。
ネット回線業者やキャリアを見直したり、安いプランに変更するだけでも、月々の生活費をグッと減らすことができますよ。
また、そこまで機種にこだわらないのであれば、ライトスペックやミドルスペックの比較的価格の安いスマートフォンを選ぶのもおすすめです。
自炊する
毎月の変動が大きい食費は、自炊の割合を増やすことで生活費の節約になりますよ。
料理経験のない人や苦手な人は最初こそ大変ですが、慣れてくると作業と節約効率もドンドンあがっていきますよ。
しかし、仕事が忙しい時は、無理せず外食やお弁当などで済ませましょう。
また、2人で協力して料理を作ることでお互いの信頼関係が生まれ、同棲生活も上手くいきますよ。
生活リズムを合わせる
ちょっとしたことですが同棲している2人の生活リズムを合わせるだけでも、生活費の節約になるのです。
起床時間や就寝時間がずれると、その分照明やエアコンなどの使用時間が長くなってしまうので、水道光熱費が高くなってしまいます。
また、食事のタイミングやお風呂に入るタイミングも極力合わせると、温めなおす必要が無くなり結果的に生活費の節約となるのです。
共通の目標貯金額を決める
「旅行に行きたい!」「結婚式の費用を貯める」など共通の貯金目標を計画することで、節約も楽しめます。
節約に固執してしまうと生活がキツくなってしまうので、同棲が辛くなることも。
目標貯金額を明確にして2人で協力して節約することで、どのくらい節約すべきなのかも明確にすることができます。
また、貯金の使い道を決めておけば、節約のモチベーションも維持できるでしょう。
同棲カップルの生活費は工夫次第で変えられる!きちんと話し合って同棲を楽しもう
同棲は工夫次第で一人暮らしの時よりも、グンと生活費を抑えることが可能です。
生活に余裕ができることで、貯金に回したりデートを奮発したりと、より2人の親密度も増すでしょう。
ただし、必要以上に節約しすぎるとストレスになってしまうこともあるので、同棲前にルールを決めたり家計簿をつけたりと2人でしっかり話し合っておくことが大切です。
この記事のまとめ
- 同棲すると生活費を折半できるので一人暮らしより安くすることができる
- 同棲カップルの生活費の平均を目安に自分達の生活を見つめ直そう
- 2人のスタイルに合った生活費の分担方法を選ぶことが大切
- 節約は無理のない範囲で楽しみながらすることがポイント